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緑色さんの多目的ブログ
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文学はメタファーである2


以前書いたこれ、読み返してみたらひどい出来だったので書き直すことにした。そもそも概論の解説も兼ねてるとか言っておきながら結論が違うじゃねーか……。今回は見れたものになっていると思う。


文学はメタファーである。
ある種の知識は実体験なしには理解されない。たとえば哲学や思想がそうだ。これらはそのまま紙に書いても表現しきれはしない。なぜならこういう種類の物事は実体験なしには理解されないからだ。だから物語を使うのである。この手の物語は書き手の哲学や思想をメタフォライズしているものであり、読み手に書き手の経験を追経験させる装置である。この装置……メタファーによって読者に追経験させる装置が文学である。
これは物語だけに限った話ではない。絵であれ、音楽であれ……何でもいい、お部屋のレイアウトであれ……作り手が自分の哲学、思想を表現するために作った作品は、広義の文学といえる。そしてこれらの作品がもつ文学的な性質(=何かをメタフォライズしているという性質)を、作品の持つ文学性という。また、とくに作者の能動的な意図が含まれていなくとも、作品には必ず製作過程という背景が存在する。たとえば一杯のブルーマウンテンを飲むとき、あなたはジャマイカで収穫されたコーヒー豆が専門家の手によって選り分けられ、この黒い液体になるまでのストーリーを想起することができる。こういった背景もまた、作品が内包する文学性である。


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カムイコタン ED3つまで


フリーゲーム「カムイコタン」。製作者さんサイトはこちら
モンスターがばりばり湧き出してくるんで、メガテン的マシンでモンスターを使役してダンジョンに繰り出し原因を突き止めよう。レッツゴー。みたいなお話。
EDを3つ観たところで感想やらなにやら。ネタバレ全開なので注意。



カジノはコインの減らない code breaker で資本金を稼ぎ、Keno で一山あてる感じで攻めてみた。んで手に入れた武器シリーズは尽くFFシリーズの呪い装備みたいな代物で(攻撃力が激烈に上がり他がだだ下がりする)少々がっくりきたが、これって序盤はラクできるけど途中からキツくなってくる性能なのよな。なるほどなーうまいなーと思った。

ルート選択は、データセンター派→魔女派→全員まとめてかかってこいや派、の順番だった。難易度的にみて順当なところだったと思う。EDはみっつのはずなのでこれで全部観たことになるのだが、結局モンスター生産の真意は明かされなかったし、魔女派ルートで車椅子の野郎を殺した奴の正体も不明。そこらへんをちと以下で考察してみる。


多分ハナシの流れはこう。

改造人間作成計画スタート。
陽王と雪姫、研究所から逃走し子を儲ける。
センター「やばい! でも雪姫を捕らえたから、残りの連中も投降するだろ」
投降どころか各地に散って何か企んでる模様。しかも雪姫は不死なので地下に閉じ込めるしかない(あるいは価値があるから残しておきたかったのかもしれね)。
センター、魔女の一派をどうにかするため、一般の冒険者(主人公含む)を利用することにする。が、冒険者を魔女たちにけしかける口実がないので、モンスターを野に放ち、それをやっつけるのを大義名分とする。

というわけでセンターの連中がやたら「人類の未来ガー」と言っていたのは完全にブラフ。あと車椅子の野郎にトドメを刺した奴についてだが、これは多分あの神様じゃないかなーと思う。三番目の皆殺しルートではトドメが飛んでこなかったのが根拠。


全体的な雰囲気といい、魔女さんたちのキャラといい、あっさりしたエンディングといい、なかなかに好みだった。あと二周目以降のユーザビリティが秀逸。やっぱりwiz系3Dダンジョンは良い。それを再確認できたゲーム。


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突然の数学


整数と、12から19までの数の掛け算。

abcdef*12の場合(abcdefは846,497みたいな数を指す。)

A. f*2の一桁目を一の位
B. e*2+f+(Aの答えの十の位)の一桁目を十の位
C. d*2+e+(Bの答えの十の位)の一桁目を次の位
D. c*2+d+(Cの答えの十の位)の一桁目を次の位
E. b*2+c+(Dの答えの十の位)の一桁目を次の位
F. a*2+b+(Eの答えの十の位)の一桁目を次の位
G. a+(Fの答えの十の位)を最後の位


実際に 846,497*12 でやってみる。
A. 7*2=14 一の位4
B. 9*2+7+1=26 十の位6
C. 4*2+9+2=19 次の位9
D. 6*2+4+1=17 次の位7
E. 4*2+6+1=15 次の位5
F. 8*2+4+1=21 次の位1
G. 8+2=10 最後の位10

並べてみると 10,157,964
電卓で計算してみるとあってる。すごーい。筆算でやってる作業を簡略化したものなのかな? 確認のために電卓を打ってると、電卓さんはどう計算してるんだろうって思う。こういう、プログラム? の質問をできる知り合いがいないので訊けなくて残念。説明されてもわからんと思うが。


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最近ハプンしたファニーな出来事


Twitterですでに触れたが、通信会社が新年からネット料金を二倍に引き上げる→アパートの住人がブチギレて契約打ち切りまくる→俺は普通に契約更新しようとしたんだが、更新人数が少なすぎてアパート自体が契約をストップする。というコンボがキマり、俺の2014年はネット無しでスタートした。とりあえずタブレットを調達して急場を凌いではいるがどうにもねえ。


クリスマスの時期に予定があわず会えなかった子が、用意してくれてたプレゼントを送ってくれた。


包を破ったら中から「お肌に優しい脱毛ワックス♪」とか書かれた箱が出てきたんでひどく狼狽したが、中身は左にあるつけペンセットだった。かわいらしい日本語のメッセージもついていて、なかなかテンションの上がるものを贈ってくれて感謝である。が、左利きってこういうタイプのペンに向いてないのよな。文字って左から右に書くようにできているから。まあ絵をかくぶんには問題ない、か?
ところでルーマニアの郵便システムが多少真新しかったんで書いておく。びっくりしたんだけど、郵便物は自分で郵便局まで受け取りに出向かないといけないっぽい。家に届くのは引き換え券だけ。で、そこに書かれた文字がクッソ汚いんで(一年住んでもこっちの人たちのかく字はまだ読めない)いったいどこの郵便局に行けばいいのか分かるまでちと苦労した。行けば行ったでつねに行列ができている有様で、30分くらい並ばされた上に窓口まで辿り着いたら「あ、その券は隣の建物よ」とか言われるし。まあ場所を間違えたのは仕方ないにしても、とにかく、ルーマニアは整理券という概念を輸入したほうが良い。


うちのアパートでは犬と猫を飼っている。たまに守衛さんがご飯をやっているのを見る。俺は根っから動物好きなんで、毎日その子らに挨拶をしていたんだが、最近では近づくと自分から寄ってきてくれるようになった。(最初はホントつれない感じだった。)


こいつはめちゃめちゃ優しい顔つきをしていて好き。野良犬上がりみたいな埃だらけの風体のクセしてやたらピシッとした伏せをするのもチャーミング。俺が石鹸で手入れをしてやってもいいんだが、自分の犬でもないのにそこまでするのは出過ぎた真似という気がする。あまり吠えないし、飼うならこういう子がいいですね。


知り合いが「おでぶちゃん」みたいに呼んでいたけれど、そんなに太っているかなあと思う。最初は俺が立ち上がるとびくっとして距離をとっていたんだが、最近はにわかに立ち上がっても離れていかない。慣れてもらえるのは嬉しいですねやっぱり。俺がニャーと鳴き真似をするとニャーと返してくれて面白い。どういう意味のニャーなんだろ。「おめえの猫語まるで意味を成してねえから黙ってろ」とかかね。こいつもわりに人好きのするツラをしているのだけど、上のわんこといい、なかなかカメラの方向いてくれなくて撮るのがむつかしい。


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ヘルマン・ヘッセ『デミアン』の分析


俺が一番好きな本『デミアン』についての分析を書く。まあ読書感想文みたいなもんよ。


お読みになるなら岩波文庫をおすすめします。上で威圧を放っているのは知り合いからのクリスマスプレゼント。

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文学はメタファーである



文学って何かを書く。概論の9と9-1の解説も兼ねてる。

文学はメタファーである。
ある種の知識は、実体験なしでは理解されない。たとえば俺の哲学は、俺が数十年間生きてきて、経験して、それから脳味噌が学び取った哲学である。ツライことがあり、嬉しいことがあり、その結晶が俺の哲学である。それは俺の数十年なしに、ほんとうに理解されることは決してない。もし俺がその哲学を人に伝えようとして、そのまま文章にして書こうとしてもできないだろう。こういう種類の知識は、実体験なしでは理解されない。
だから物語を書く。この物語は書き手がその経験をメタフォライズしたメタフォリカルな代物である。この物語によって読み手は書き手の経験を追経験することができる。もしかしたら読み手はそれによって書き手の意図した哲学に似たものを習得することができるかもしれないし、できないかもしれない。
この種の物語は読み手に書き手の経験を追経験させる装置であり、この装置を拵える技術こそが文学である。


--17日後に追記--
この記事のの訂正版


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| カテゴリ:ゲーム |
フリーゲーム「アクアリウムス」



HPはここ(クリアラーのブログ)。
田舎でそこそこ幸せに暮らしていたら、「お前らは柵の中で飼われている家畜だったのだ」と唐突なカミングアウトを受けザッケンナコラーといきり立ちそんなシステムを作りやがった連中に牙を剥いて頑張るお話。いくつか攻略情報とか雑感を書く。
(2017.02.21.追記)続編が出たので下の関連記事にリンクしとく。




まっすぐなシナリオで楽しめたんでCGコンプをやってみようかと二周してみたんだけれど、休暇クエストはシナリオ進行ではなくクエストをある程度終えるのが発生フラグになっているらしく、そんなかったるいことやってられんので諦めた。そんなわけで分岐のある地点でのセーブ分けは必須。一周目の時点で軽く「セーブ分けた方がいいかな」とは思ったんだが…ミスったね。

軽い攻略情報とか雑感
  • 序盤のクエストで必要になるヒレ。これはお城の二階から三階に出る。
  • 稼ぎはスキルコンボでフィールドボス狩りでオーケイ。スキルコンボが強力すぎるので全員サブにウィザードをつけとけば戦闘は全て解決。あとは適当にシーフと回復役割り振ればよさげ。
  • 合成レベルは成功率100%のチャフやサポートマターを作り続ければ速攻で上がる。
  • めちゃ重い。プレイしているとがんがん重くなってくる。のだけど、どこでもセーブからのF12リセットで対処可能か。
  • 好感度ラブラブについて。全キャララブラブは可能。好感度の上げ方は、行き先ごとの会話イベントで食いつきがいいところに通うのが効率良さそう。ソースは体感。信頼度は好感度の上昇速度とは関係ない。
  • フィールドの属性を変えるとBGMが変化しちゃうのはいただけなかった。…けれど多分これはフィールド無属性縛りを促しているのだろうとか適当に好意的に解釈してみる。
  • EXダンジョンに入ったときはまず直進することを俺みたいにだだっぴろいフィールドに入るとまず外周をまわっちゃうプレイヤーにアドバイスしておく。
  • 今回も「主人公さんマンセー」タイプのシナリオでちょいと引きかけたが、主人公喋らないタイプのゲームでもあったんで俺的にはセーフだった。


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年賀状2014



あけましておめでとうございます。クリスマスから新年にかけては知り合いに招かれてカントリーサイドに遊びに行ってた。正直に言うと俺は年の瀬は静かに過ごすのが好きなんで、こっちの連中のレッツパーリィな大晦日は蕁麻疹ものだったんだが、まあ、何とか乗り切った。紅白は基本興味がないんだけれど、今回はネットの海から頑張ってライブ配信を探して観た。もちろん高橋真梨子さんのためだ。B'zといい大物は声に衰えがないね本当。



知り合いと一緒に親戚めぐりみたいなことをしているうちにチェスを覚えたんで、駒と盤を自作(知り合いの実家には残念ながら無かった)。ラップトップを隣において交互にルーマニアの曲・日本の曲と流しながら遊んでた。この手作り感小学生のころを思い出す。将棋と軍人将棋は自作した覚えがある。



こっちにゃ初日の出を観るみたいな習慣がないそうなんで、とりあえず「初日の出に向かって拝むんだよ」と適当こいといた。残念ながらめちゃめちゃ曇っててサッパリ見えなかったんでとりあえず東らしき方向にむかって拝んでいたら、向こうから来たクルマの灯が初日の出みたいになった奇跡的一枚がこちら。
今年もよろしくお願いします。よい年にしていきましょう。


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