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緑色さんの多目的ブログ みろりえいちぴー(旧) 引っ越し先 みろりHP: https://www.mrrhp.com ★ 2018.04.29 Sunday
| カテゴリ:みろりHP |
Bluetoothイヤホン買った
● これの白。かなり気に入った。おもな購入動機はランニング中の使用だったんだが、使いやすすぎて普段使いになってる。ワイヤレスがこんなにも快適だとは。もう普通のイヤホンは使えないぜ。 とくに、普通のイヤホンでありがちだった、「席を立つときに外して机に置く」っていう手順が不要なのが快適だ。使わないなら首にかけておけばいい。この品はマグネットでくっつくので、それがしやすい。いやマジで快適すぎて、外を歩くときにイヤホンをつけ歩く習慣が復活してしまった。ていうか常に首にかけとる。 肝心の、ランニング中使用についてもOK。右のほうが、コントローラがついているぶん重いのか、ちょっとズレてくる感じはある。ただしクリップが付属しているんで、それを襟に留めれば大丈夫。先日のツーリングでも使用したのだけど、めちゃラクだった。ヘンなとこにコードが引っかかったりしないしさ。 ランニング中に聞いているのは PodCast というアプリだ。まだよくわかんないんだけれど、個人制作? のラジオみたいなのが聞ける。俺はランニング中に音楽が聞けないんだよ。試したことがあるんだけれど、リズムで歩幅が狂う。ダメ。村上春樹がトレーニング中に洋楽を聞いてる話をよく書くから、憧れてたんだけれどね。 唯一のデメリットは充電が必要なことだろう。まあえーと実感としては、10時間くらいは使えた。2日間のツーリングに耐えたから。充電が切れてくるとそれを通知してくれるので、そしたらサッとすりゃよい。個人的にはこのデメリットは上述のメリットに塗りつぶされる。 ● マジでよい。トレンチ・コートと並んで今年最高の買い物。 2018.04.27 Friday
| カテゴリ:みろりHP |
久々の山ツーリング
● 思うところがあって、クッソ久しぶりに相棒のカブとツーリングしてきた。 まずはGSでタイヤの空気を入れてもらった。 みどり「やっぱ結構減っていますか」 GSのひと「結構っていうかほとんど入ってないんですけど」 いや、カブよマジですまん。10年以上世話になってるのに、整備とか何ひとつ知らない主人ですまん。 ここ一年ほど放置しすぎてこんなんついてたし。 ● 久しぶりに山へ入る。山が好き。 自撮りを極める。 ひたすら山をめぐる。マジで山が好き。 滝を見つける。 自撮りを極める。自撮りはiPhoneを石に立てかけてるよ。ヤバイくらいアナログ。 この滝はほとんどヒトがいなかった。俺は観光地とかが好きじゃない。だから、山をめぐり、よりひとけの無いほうへと潜っていく。そしてこういう風靡な場所を自分で見つけて、じっと見つめる。それが好き。 山村。 山が大好きなんだ。なんだか哀しくなるから。どんな山でも、ってわけじゃないんだけれど、たまに胸が締め付けられるような気持ちになる山の風景があるんだよな。以前も書いたけれど。特定の山で起こるから、たぶん自分の精神状態に左右されてるわけじゃないと思う。何なんだろうな、好きな感覚だから、法則性がつかめればいいんだけれど。 ● 下呂温泉に寄ったよ。 折角なので露天風呂に入ってきた。帰ったあと知り合いが「下呂温泉、すっごい肌すべすべになっていいですよね」って言ってた。確かに入浴後、妙にすべすべ感があった。単に汗を流したからって可能性もあるけれど、すべすべを感じたのは確か。 2018.04.23 Monday
| カテゴリ:感想文 |
サン=テグジュペリ『星の王子さま』
● サマリと感想を書く。 ● 無名の飛行士「僕」はエンジントラブルでサハラ砂漠に不時着する。そのときどこかの星の王子さまと出会う。 王子さまは超小さな惑星で暮らしていた。そこにはバラが咲いていて、王子さまは甲斐甲斐しく面倒をみていた。なのだが、バラはちょっとナルシ入ってるし見栄っ張りだった。王子さまはうんざりして星を出ることにした。いろいろ星々をまわり、王子さまはいろんな大人に出会う。誰もいない星を治める自称王様、礼儀を尽くして称賛されることがアイデンティティの男、指示通りガス灯をつけたり消したりし続ける男……。王子さまは「大人ってよくわからんことにこだわるなあ」と首を傾げながら星を渡り歩く。そして地球にやってきた。 星に残してきたバラのことがそろそろ気になってきた王子さま。だが地球にきて見つけたのは、よりによってバラの庭園だ。ええええ!? ぼくはこの世に一輪だけの、財宝のような花をもっているつもりでいたのに、実際はただのありふれたバラだったのか……。と大ショックな王子さまは泣いてしまう。 リンゴの木の下で出会ったキツネは、王子さまに「絆を結ぶ」ということを教えてくれる。絆を結ぶまでは、キツネにとって王子さまはほかの男の子たちと何も変わらない。いてもいなくてもいい存在だ。王子さまにとっても同じ。でも絆を結んだら、お互いになくてはならない存在になる。16時にそいつがやってくるなら、15時から楽しくなってくる。そうして生活に日が差したようになるんだと教えてくれる。 「いちばんたいせつなことは目に見えない」とキツネは教えてくれる。「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみがバラのために費やした時間だったんだ」と教えてくれる。 王子さまと砂漠を歩くうちに「僕」は、子供のころ住んでいた家がとても好きだったことを思い出す。それは、その古い家のなかに宝物が埋められているという言い伝えがあったからだ。ガセかもしれない。でもそのことが家に不思議な魔法をかけていた。「家や星や砂漠を美しくしているものは、目には見えない」と「僕」も理解する。 ● お恥ずかしながら俺は『星の王子さま』をちとバカにしていた。「たいせつなことは目には見えない」? ハァ? 文脈次第でどうとでもとれること言ってはしゃいでんじゃねーよ。 スンマセンでした。読んでみたらスゲーイイ話だったよ。よくできた話だった。これも『デミアン』や『嘔吐』と同じで、作者が自分の思想を、もっとも効果的に伝わるかたちに構築した文学的装置の一種だと思う。つーか『デミアン』の亜系って感じか。あの話もこの話と同じで、「成長しきった自分」「成長する前の自分」のメタファーを用意して展開させている。『デミアン』ではそれぞれデミアンとシンクレール。『星の王子さま』ではもちろん、王子さまと「僕」だ。そして後者を前者へと移行させる今回の要素は、「心で見えるものがもっとも大事なものであると気付くこと」だ。 「心で見えるもの」とは具体的には、何かと絆を結ぶことで生まれる副作用のうちポジティブなものを指している。王子さまと絆を結ぶことで生まれる、「友達が来る前の1時間は超ワクワクする」とか「王子さまの髪の毛に似た小麦の稲穂が好きになる」とか「王子さまが星々のうちどれかにいて、そこで笑っていると思うと星空がみんな笑っているように見えるようになってハッピー」とか、そういうことだ。 ソレがいちばん大事かどうかは当然、人によると思う。だけどこの話は、それがいちばん大事だと主張するのが目的じゃない。目に見えない故ふだんは気づきづらい、日常の中の幸福に焦点をしぼり、読者に気づかせることこそ目的だ。それをこの話の構成は巧みに行っていると思う。だからすげえ感心した。 ● 俺がこういう思想を他人に伝える上でもっとも大変だと思うことは、人によって思想を理解できるコンテクストや語彙が異なることだ。同じことを伝える具体例なのに、なぜか片方は通じて片方はピンとこない、ということはよくある。それは人それぞれアタマの中にある辞書や言語が異なるためだ。だからひとつの思想を伝えるためには、複数の具体例をもちいるのが効果的だ。それをこの作品はよく理解している。「何かと絆を結ぶと目には見えない様々なメリットがある」という思想を伝えるために、複数種類の具体例を時間差で繰り出している。
俺は、他人とわかり合おうとすることはムダだと思っている。それは、相手とは使う言葉が違うからだ。俺も相手も用いるAという言葉が、彼我で意味が異なる。使用する言葉をひとつずつ吟味し、互いの理解を共通化していけば理論的には完璧な理解が可能だ。だがその作業をする際の議論でも次々と意味のズレが巻き起こる。だから不可能だ。俺は他人と分かり合う、対話を重ねるという行為に否定的だ。ムダだからだ。 言葉を重ねるごとに誤解が重なる。ゆえに仕方なく何かを伝えたい場合、言葉は少ないほうがよいことになる。10より5。5より1。結局沈黙が最適解となる。 こんだけずらずら書いておいて何言ってんだって話だよな。そのとおりだね! けど、喋り好きだからこそたどり着く思想がある。 2018.04.19 Thursday
| カテゴリ:感想文 |
シェイクスピア『ハムレット』
● 先日読んだ、宮沢章夫『不在』が『ハムレット』のパロディだったじゃん? 乗りかかった船で読んだ。サマリと感想を書く。 ● 1幕
● いや、戯曲に対する思いを改めさせてもらう。読みづらいという印象をなぜもっていたのか、今では思い出せないくらいだ。戯曲読みやすいや。登場人物同士の会話劇がずっと描かれるだけなので、読んでる感覚としてはラノベに近い。劇の台本だと思って読むことで余計読みやすくなった。 お話自体の感想だけれど。別に共感できるキャラクターがいたわけでもないし、とくに思うことはなかった。強いて言うなら、ハムレット結構鬼だよな。ギルデンスターンとローゼンクランツ、はとばっちりじゃないか。確かに俗物ではあったけども。ちと話はそれるけれど、『ハムレット』でこのふたりのことを知ったおかげで、『不在』の須田くんと倉津くんのことが知れた。作中で事故に遭い死んじゃうふたりだけど、あれって秋人くんの仕業だったんだなあ。 ハムレットが突然キチガイの演技を始めたのが意味不明だった。おそらく、行動の真意を悟られないためだろう。 オフィーリアの死が自殺だと明言されていなかったのは意外。でも「悲劇のヒロイン」としては、自分の意志の介在する自殺より、気が狂って木から落ちて水死のほうが相応しいかもしれない。 ガートルードには先王の霊が見えなかったことについて。俺の答えとしては、先王陣にとってガートルードはすでに敵だということだ。お話のなかでガートルードはわりとハムレットに優しくて、ついつい哀れを誘ってしまう。けれど実際、夫の死から一ヶ月でその弟と結婚した奴なんだよな。まあ俺の感覚としては気を取り直すのが早いのはポイント高いんだけど。先王の幽霊は、先王に忠実な者にしか見えないんだろうきっと。 2018.04.18 Wednesday
| カテゴリ:ゲーム |
ダークソウル2 クリアまで
● クリアしたぜ。 前回は、「古の竜を倒したが、さて、次はどこへ行けばいいのやら」といったところだった。そのあとは、記憶世界をめぐってこの国の過去を垣間見、ほんで王城の地下でラスボス倒してエンディングだった。あー、告白すると、シナリオ進行には攻略サイトのフローチャートを見た。ドコ行けばいいのか全然わかんなくなっちまってさ。 ● 最終的なステータスはこんな感じ。 理力をカンストさせて、次に記憶力上げてある程度魔法スロット増やして、あとは体力上げて装備重量を増やしてた。まあ妥当だったんじゃないかね。終盤装備重量が増えてきて、ある程度見た目を変えられたのが楽しかった。武器は適当に強化した杖と、魔法スナイプ用の双眼鏡。アクセは、銀猫、スタミナ回復が早くなるやつ、亡者時のHP減少がゆるくなるやつ、そしてHP減らしてスペル使用回数が増えるやつ。アクセがとっても便利で、装備スロット開放とかないかなーと思ってたけれどなかった。 ●
● ラスボスはあんまり苦労しなかった。 2018.04.15 Sunday
| カテゴリ:ゲーム |
ダークソウル2 古の竜まで
● ずいぶんと間が空いてしまった。もともとシナリオを大して把握してなかったのに、いよいよ自分が何してるのかわかんなくなっちゃったぜ。 ともかく今は祭祀場の<古の竜>を倒したところ。……で、このあとどうするんだ? この国の王様に会って何か話が進むんだとばかり思っていたのに、王様倒しちゃったし……。 ● アマナの祭壇について。 長々とダークソウル2をプレイしているわけだけれど、アマナの祭壇はマジでキツかった。
● おまけ。ミミックの見分け方。 ミミックはカメラを箱の中にもっていくと牙が見える。 ● さて、次はどこへ行けばいいのやら。 2018.04.05 Thursday
| カテゴリ:感想文 |
永嶋恵美『なぜ猫は旅をするのか?』
● 親愛なるルームメイトは生粋の猫派だ。俺は犬派だけど、親愛なる奴が好きなものを憎かろうはずもない。タイトルに猫って入ってたからなんとなく読んだ。サマリと感想を書く。 ● 医者の鳥羽くんはクルマに轢かれて前後の記憶が吹っ飛んだ。だがそのかわりに何となく性格が柔らかくなり、カワイイ彼女も手に入った。ただ疑問なのが、鳥羽くんが轢かれる寸前に「ちょっと待って」と誰かに呼びかけていたこと。一体誰だったんだ? そんなささいなモヤモヤはあるものの、穏やかになった鳥羽くんは街で起こる平和なミステリーを解決していく。 ● ルームメイトブチギレ案件だぞこれは。あいつはタイトルやアオリに猫がついてるクセに、猫が全然関係ない本には厳しいんだよ。「なぜ猫は旅をするのか」というタイトルも本編にまったく関係ないし。あいつじゃなくても言うぞ、「猫好きを釣りたいだけじゃねえか!」 内容としては日常系ミステリ。米澤穂信の本を思い出すな。ルームメイトは米澤穂信のお話が好きなのだけれど……猫の件でヘイトを買う確率が高いので紹介はナシだ。
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